暫存

flumpool( 符朗樂團 ) 暫存歌詞
1.君に届け

つぶらな瞳も
鼻にかかるじゃれた声も
その小さな手も
うまく笑えない君が笑えば
あの日見た夢が またひとつ叶う
行き交う人たちの幸せ
自分のことのように
どうして ねぇ 願うの?

君に逢えたこと
本当に良かったと そう言える
その笑顔を守りたい
来年も再来年も 今以上に君が好きで
それぐらい 僕のすべてで
僕にしか言えない言葉を
今君に届けたい

投げ出したくなって 悩んでないで
時には喧嘩して そんな毎日で
それでも君は君らしく また歩んでく
木漏れ日の下 愛しい
飛び交う嘘貸しと 迷い惑わされない心よ
まっすぐな祈りよ

僕は目を閉じて 君との未来を思い描く
その笑顔を描いてる
いつもいつまでも 思うことはひとつだけ
たまらなく君が好きだよ
君にしか言わない言葉を 紡ぎ出していくから

どんな君の側面を見ても
大袈裟かもしれないけど
そのどれもが僕の胸を打つ
抱きしめたい

もしも悲しみに包まれたなら
僕は 今すぐ君に会いに行くよ

届け 今、届け
君に言えずにいた 「I love you.」
その心の真ん中に
来年も再来年も 今以上に君が好きで
それぐらい 僕のすべてで
僕にしか言えない言葉を見つけたから
心まで交わしたい 思い君に届けたい


2.僕の存在

思いがけないメールで 君の元へ駆けつけた
真夜中の雨が 頬をつたう
悲しい瞳に映る 君と彼との思い出
僕にぶつけるように 泣いて

彼のしぐさ 口癖なんかを 真似てみては
はしゃいでいた あの笑顔がいい 探そう

君の理想像にはそぐわないんだけど
今夜だけは ずっと そばにいるから
きっと それだけじゃ 満たされないだろうけど
ただ 君が安らげる場所でありたい

今 君にとって僕は 恋愛小説の中の
脇役みたいな存在で
主役みたいに君をね 奪い去るのも違うけど
君がつらいなら こっちおいで

わがままでいい あるがままでいい 笑ってみてよ
その涙は そのままでいいから

好きなだけ泣いて 好きなだけ愚痴って
ほら雨も止んだ 雲の隙間から
白い三日月が 弧を描いて
僕らに微笑んでるみたい ねぇ 笑って

「君を守りたい 幸せにしたい」
なんて出来る訳でもないんだけど
それでもね 君は 僕にとって大切で
ただ 今夜だけは そばにいるから


3.フレイム

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

舞い上がる花 アスファルト叩く向かい風吹く坂道 上ってく
破れた靴を気にしないように 新しい景色だけを見据えている

走った分だけ 磨いた分だけ すべて報われるわけじゃない
それでも時々見える希望(ひかり)に 心奪われて
また立ちあがって 歩き出す

指で創ったフレイムを覗きこめば
遠くで手を振る 真っ白な僕がいる
こんな風に生きてんだって たったひとつ
光る瞳で Yesと答えたい
自分で良かったと思える瞬間を追いかけて歩く
生きてゆくよ

背中を押され 聴こえるは愚痴で 通り雨を恨むような しかめ面で
安物のシャツ 破れば古着に見えるとつぶやく背中泣いている

誰もが何かを決める時に よぎる苦い思い出は
これから出会う宝の価値を測るためにある
掴み取るものの愛しさを

今がすべてで現在(いま)がすべてじゃないと
逃げたり慰めたりしながら 進んで
花びらが舞う 風のなか僕は
ひとつ ひとつと足跡を残してゆく
せつなさや虚しさの瓦礫の中
もがきながら 希望(ひかり)探している

孤独な旅路は 坂を登る途中 …それこそ夢

指で創ったフレイムを覗きこめば
遠くで手を振る 真っ白な僕がいる
くたびれたリュックは空っぽのまま
それでも微笑(わら)って Yesと答えたい
自分で良かったと思える瞬間
この世に出会えて良かったという瞬間
自分で良かったと叫びたい瞬間を追いかけて歩く
生きてゆくよ


4.OAOA

作詞:阿信(Mayday)・日本語詞:山村隆太
作曲:阿信(Mayday)

何から始めよう 踏み出すきっかけを
待ち侘びてただけの days

僕は僕のこと どれほど知ってんだろう?
重い瞼(め)を開いて 覗き込む telescope

黙り込んでたって 誰も振り向かない
今こそ 呼び掛けるよ

高く空へ OAOA
声枯らして OAOA
いくつもの時を超え 想いは芽をつけるだろう

響かせて OAOA
永久なる歌 OAOA
奏でる夢 自由 風にまとわせ
Always, always さぁ行こう

ひきつり笑いで やりすごす今日より
憚(はばか)らずに泣けばいい

手にした現実が 予想図と違ったって
ここにいることに きっと意味があって

証明出来るさ たとえばあのとき
君と出逢えた事実(こと)

“願い”という OAOA
橋を架けて OAOA
遥か海 越え ただ繋ぎ合いたい声

共に叫ぼう OAOA
手を伸ばして OAOA
届くはずさ 心が向かう先に
いつしか陽は昇る

何から始めよう 辿り着ける条件は
僕が僕でいること

高く空へ OAOA
声枯らして OAOA
何もない場所にさえ 花は咲き誇るから

共に叫ぼう OAOA
手を伸ばして OAOA
奏でる夢 自由 風にまとわせ
Always, always さぁ行こう